It is ~ that S + 動詞原形の構文 これ、頻出です!

形式主語構文の中でも、thatの中に「S+動詞の原形」が来る形は重要です。
この構文は、「~」の所に、essential, important, necessary, vital などの語が入る場合に使います。

It is essential / important / necessary / vitalなどthat S +動詞の原形

*この構文には、「重要性」を表す語が使われます。

advisable(望ましい) crucial(極めて重要な) desirable(望ましい) essential(絶対必要な) imperative(絶対必要な) important(重要な) necessary(必要な) urgent(すぐ必要な) などです。

では、いくつか例文を見ていきましょう。

It is necessary that this system be reviewed once every 10 days.
このシステムは10日に1回、点検する必要がある。
*原形の「be」がポイント! 「be reviewed」は受動態です、念のため。

It is imperative that John make a decision right now.
ジョンが今すぐに決断することが絶対に必要なんです。
*原形の「make」がポイント!

It is important that exceptions not be made.
例外を作らないことが重要だ。

*上の例文は要注意!
「be made」が受動態であることと、notの位置に注意!

*この構文でなければ、受動態の否定は「not」をbe動詞の後ろに置く。
⇒Exceptions were not made.(wereの後ろにnotを置く)

It was necessary that my uncle be informed.
叔父に知らせることが必要であった。

*上の例文も要注意です!
過去形の文ですが、that以下には原形の「be」を使います!

さて、この構文は、アメリカ英語でよく用いられます。

イギリス英語は、「原形」の代わりに「should +原形」を使います。

(米)It is important that somebody talk to the police.

(英)It is important that somebody should talk to the police.

もちろん、意味は同じです。

*この構文は、「~」に入る語と「原形」の連携ですから、他の語句は関係ありません。

It is clear that she is satisfied with the result of the game.
彼女が試合の結果に満足しているのは明らかだ。
clearは「原形」と連携しないから、isを使う。

It is true that Harold speaks eight languages.
ハロルドが八つの言語を話すのは本当だ。
trueは「原形」と連携しないから、speaksを使う。

要は、「動詞の原形」と連携する語を暗記すれば大丈夫です。

頻出のポイントですから、頑張って身に付けてください。