愛知県の梨は美味い! ジャンボ梨「愛宕」をいただきました!

いや~、初めて見ましたよ、「愛宕」という品種の梨を。
知っている人には、いまさら感があるかもしれませんが、とにかくデカいのよ、これが!

ブログ主には、酒井という先輩思いの素晴らしい後輩がおりまして、、、、
この酒井が愛知県から送ってくれたという次第でございます。

何というか、その大きさは小さなスイカ並み。
なんか、調べたら平均でも1キロはあるそうで、圧倒的存在感。
宣伝文句には「赤ちゃんの頭と同じくらい」というコピーもあるほど。

大きいものだと2キロにもなるそうです。
形も、よく見かける梨と比べると、ちょっとゴツゴツした感じ。
見た目も個性的な品種。

お味のほうも、独特の食感と表現すべきか、、、、
美味しい、確かに。
ただ、普通の梨とはちょっと違うんですよね~。

食レポは苦手なもので、愛宕の良さが伝わっていないような気がします。
常連の皆さん、この愛宕を食べたことがなければ、ぜひ、一度お試しください。
って、別に梨業界の回し者ではありませんが。

岡山県が日本一の生産量を誇っているそうです。
ただ、愛知県も頑張っている様子。
西三河地域や豊橋市を中心に様々な品種の梨を栽培しているとのこと。
具体的には、「愛甘水」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」「愛宕」などなど。

そういえば、酒井は今年の夏も梨を届けてくれたんですよ。
その時は、「新高」という梨だったと思います。
いろんな種類を育てることで、出荷時期が7月から12月まで長期にわたるという仕組み。

梨農家の方も、いろいろ工夫されているんですね。
おかげで、夏から冬までずっと梨を楽しむことが可能。
感謝しなければ。

それにしても、日本はいい国ですね、本当に。
果物が美味しい。
魚も旨い。
と、今は愛宕の話か、、、、

この「愛宕」という名称は、東京都の愛宕山の麓で誕生したことがその由来。
大正4年(1915年)に菊池秋雄さんという方の命名によるもの。
交配親は「二十世紀」と「今村秋梨」だそうで。

話は変わりますが、愛宕といえば、旧帝国海軍には「愛宕」という艦名の重巡洋艦がありました。
基準排水量は13400トン、速力34ノット、主砲は20・3センチ連装砲5基10門という高性能艦。
大東亜戦争中に、数々の海戦で活躍した有名な軍艦ですよ、戦史に興味のある人の間では。
ただし、この重巡「愛宕」の名前は、京都府の愛宕山にちなんでいるそうです。

さて、夏に酒井が送ってくれた「新高」という品種について少々。
この新高梨は、新潟県の某品種と高知県の某品種をかけ合わせることで誕生したらしいです。
そこで、新潟の「新」と高知の「高」を合わせて「新高」と命名したとされておりますが、、、
ところが、異説もあるんですよ。

それは、「新高山」が命名のルーツであるというもの。
新高山(にいたかやま)とは、戦前の日本で一番高かった山。
実は、この山は台湾の「玉山」のことで、標高が3952メートルだから、富士山よりも高いというわけ。
戦前、台湾は日本の一部でしたからね。

新高山から、すぐに「ニイタカヤマノボレ」を連想してしまうのはブログ主だけではないと思いますが。
まあ、これも梨から話がズレてしまいますので、ここで止めます。

とにかく、愛知県の梨は美味い!
酒井~、ありがとう、感謝してるよ!

追記
台湾の玉山(新高山)は、標高に諸説がある。
公式には、3952mとされるが、衛星測量では、3978mという結果が出ている。
日本統治時代は、3950mと公表されていた。