卓球の早田ひなさんが、特攻資料館(=知覧特攻平和会館 鹿児島県南九州市)を訪れたいと発言した。
かねてより、戦争や平和について関心が高かったようだ。
数年前に出演したバラエティー番組で、池上彰に「なぜ戦争は終わらないのでしょうか」と質問したらしい。
突然の問いかけに、池上は「本当に究極の質問で、簡単に答えることができない」と言葉を濁したという。
おい、おい、自他ともに「博識」と認める池上彰ともあろうものが、どうしたの?
アドリブは苦手なのかな、天下の池上大先生は?
早田さんのような若い人が、平和や戦争、特に大東亜戦争について真剣に考えることは素晴らしいことだ。
日本人の中には、戦争のことを何も知らないくせに、ただ「戦争は絶対悪だ。戦前の日本は100%間違っている」などの妄言を吐くものもいる。
早田さん、特攻を始め、大東亜戦争や戦前の日本について知識を増やしてください。
この発言を聞いて、早田さんのファンになりましたよ、卓球にはあまり興味はないけど。
もうひとりの著名な卓球選手、石川佳純さんは、東京・渋谷の東郷神社を参拝したとのこと。
パリ五輪開幕前に、出場する後輩の選手と訪れて、「必勝祈願」をしたらしい。
もちろん、「東郷」とは、東郷平八郎元帥のことで、日露戦争を勝利に導いた日本海海戦大勝利の立役者、当時の連合艦隊司令長官である。
早田さんや石川さんが、日本や日本人の歴史に触れて様々な思いを持つことには意義がある。
多くの情報を吸収したうえで、戦前の日本について思索を重ねることができるからだ。
何も知らずに、あれこれ勝手なことを言う連中とは、一線を画することになる。
その結果、日本と日本人の履歴を肯定的にとらえて、もっと深く探求したくなるかもしれない。
もしかしたら、日露戦争や大東亜戦争について十分な知識を得て、熟考した後に、日本・日本人の過去を否定的にとらえる方向に行くかもしれない。
いずれにしても、若い感性と柔軟な思考力で日本の歴史を見つめる二人を、当ブログは応援しています。
さて、わざわざ、二人にエールを送ったのには理由がある。
常連の皆さんもご存じのように、中華人民共和国(=支那)の人びとの反応が騒がしいからだ。
早田さんや石川さんに対する支那のメディアや個人SNSのコメントはここには引用はしない。
ご想像の通り、知覧や東郷神社に対する罵詈雑言や、二人に向けての誹謗・中傷の雨あられである。
日本と支那は戦争をした。
現在の支那人の祖父母やその上の世代が、あの戦争で命を落としている。
その子孫が、日本に恨みを持つのは当たり前だろう。
自分も、大叔父(祖父の弟)を大東亜戦争で亡くしている。
また、支那の反日教育は徹底していると聞く。
その影響で、戦争を知らない世代の中にも、我が国を憎悪する支那人も多いようだ。
それ以外に、ただ、野次馬気分で騒ぎたいだけの連中もいるだろう。
日本にも、こういう類はいる。
要は、ただのバカだ。
もうひとつ、共産党による対日プロパガンダ戦である。
実際、直接の文面は出さないが、人民解放軍新聞メディアセンターが特攻隊や日本を罵倒するコメントを出している。
大雑把にいって、以上が早田・石川両選手に対する非難の出どころだろう。
改めて、早田さん、石川さん、自分の信念に基づいて行動しているお二人を、当ブログは陰ながら応援する。
日本と日本人の歴史を知ろうとするお二人は、その志だけでも評価されるべきだと思う。
最近の日本の若者は、素晴らしい人物が増えている印象を受ける。
最後に、「なぜ戦争が終わらないか」との問いに、ブログ主なりに短く回答したい。
⇒ある人曰く「戦争とは政治の延長である」。
つまり、国家間の外交政策の延長線上にあるのが、戦争だ。
だから、外交目的を達成するために軍事力を行使する国があれば、必然的に戦争が起こる。
そして、政治目的を戦争(=政策)で果たそうとする国が絶えないからこそ、戦争は終わらない。
追記
「戦争とは政治の延長である」は、ブログ主のオリジナルではない。
そう、あのクラウゼヴィッツの名言である。
まあ、不勉強な左翼やリベラルの皆さんがたは、「クラウゼヴィッツ」など知るまいが、、、