「疲れが取れない」って英語ではどう表現する? 

行きつけのカフェのマスターは英語がペラペラです。
店のインスタにも、「店主は英語話せます」と出しているようで、海外からのお客さんも多いこと。

ここの常連さんに、最近、英語学習にはまっている男性がいます。
毎週、日曜日にこのカフェにイギリス人講師を迎えて、英会話のレッスンに取り組み中。

先日、この方が、「『疲れが取れない』って英語でどう言えばいいんですかね~」と一言。
マスターと私でいろいろと思いつくままに、いくつか英文を出しましたが、、、

今回は、これをネタに記事を構成したいな、という次第。

◎さて、文字通り「疲れが取れない」という言い回しにこだわるのならば
⇒I can’t get rid of my fatigue. あたりでしょうか。

「get rid of 」=~を取り除く、「fatigue」=疲労・疲れ

あとは、I can’t seem to shake off this fatigue. でもオッケー。
「shake off」=~を振り落とす、振り払う⇒「疲れなどを」取る

*seem toは最初の英文でも使用可です。
要は、「断言・断定」を避ける言い回しですよね。

もういくつか、類義表現を挙げてみましょう。

⇒This fatigue won’t go away.
直訳すると、「この疲れが、どうしても消え去らない」です。
「will not」が、「拒絶」を表すというパターンですね。

⇒I can’t seem to recover from this fatigue.
「recover from」=「~から回復する」は結構、知られた表現だと思います。

「get over」=「~を乗り越える」を使ってもいいですよ。
⇒I can’t seem to get over this exhaustion.

◎さて、「取れない」にこだわるのをやめて、「まだ、疲れている」とすれば、もっと簡単。
要は、「still」を使えばいいだけ。

⇒I still feel tired.
直訳はもちろん、「私は、まだ疲れている」⇒「まだ、疲れが取れない」

*それから、別のやり方としては、具体的に「期間」を出してやるのもありでしょう。
「ここ三日間、ずっと疲れている」⇒「ここ三日間、疲れがとれない」
⇒I’ve been tired for these three days.(動詞を現在完了にするだけ)

◎では、「be tired」以外に、「疲れている」の類義表現を確認して、自分の持ち駒にしましょう。

*be exhausted
*be tired out
*be worn out
*be shattered

これらもよく使われます。
四つとも、「疲れ果てている」「ヘトヘトだ」といった感じで、「be very tired」と同じような意味です。

「be」の代わりに「feel」を使う場合も多いです。
⇒When he came out of the exam, he felt shattered.

あと、「見た目が疲れている」時には、「look」を使いましょう。
⇒Come in and sit down. You look worn out.

◎くわしく例を挙げると、キリがありませんので、この辺で、、、

まだまだ、類義の言い回しは数々あります。
しかし、あんまり、くど過ぎても何ですから、このあたりにしておきます。
ノーちゃんは、「物足りない」と感じるかもしれませんね。
悪しからず。