一度でいいからオオクワガタを捕まえたかったなあ~

子供の頃、山に入っては、カブトやクワガタを捕らえていた。
まあ、金のかからない娯楽ですね、昭和のガキにとって。

クワガタに関して一番古い記憶は、ノコギリクワガタのオスを捕まえたこと。
(以下、特に表記が無い場合は、カブトもクワガタも「オス」のこと)

ノコギリは個体差が大きい。
大顎の形状が多様。
小さな個体の大アゴは短くて、なんか可愛らしい。
最大クラスの大アゴは長く、雄々しく、とにかくカッコいい。

地元では、デカいノコギリクワガタを「水牛」と言っていた。
もちろん、これは、大型ノコギリのアゴを牛の角に見立てていたからだ。

大きなノコギリクワガタは自慢のタネ。
友人間で、各自が飼っているクワガタを披露しあう際に、大型のノコギリとミヤマは羨望の的。

ミヤマクワガタもイイ。
こいつも、とにかく見た目がガキの心にグッとくる。
大アゴと頭部の形がなんとも言えず、魅力的。

ミヤマといえば、金色に輝いている個体が多かった印象が強い。
一方、ノコギリの中には、妙に赤みがかった体を持つものもいたはずだ。

その次に、地元で人気があったのは、ヒラタクワガタ。
デカくて、いかにも頑丈そうなボディーがガキのハートをつかむ。
このブログでも記事にしたが、かつて超巨大なヒラタを持っていた同級生がいた。
つくづく、証拠写真がないのが、残念だ。

ミヤマ、ノコギリ、ヒラタと比べて、あまり人気がないのがコクワガタ。
コクワさんには申し訳ないが、持っていても自慢にならないというか、、、
やっぱり、あの形状がガキにアピールしないのか。
いや、希少性がないからだな。

ホント、コクワはいくらでもいた。
採集に出ると、ミヤマやノコギリはいなくても、コクワは必ず数匹捕れた。
雑木林のクヌギの根元を掘ると、ごろごろ出てきたものだ。

さて、実は、一度もオオクワガタを捕まえたことがない。
今にして思うと、ブログ主の地元はオオクワの生息地ではなかったのだろうか。
ガキの時分、周りにオオクワガタを持っている人間がいなかったように思う。

今、ネットで調べてみた。
すると、県内のA山やH山が生息地として挙がっている。
A山は、実家から15キロぐらいの距離だ。
H山までは30キロを超える。

両者とも、とても小学生が気軽に採集に出かけられる距離ではない。
ま、それに、あの時代はネットもないしね。
地元以外でのクワガタ採集は、昭和のガキには無理だな。

野生のオオクワガタには興味があるけど、、、、
今さらね~、の感じもする。

この頃、昔を思い出して、カブトやクワガタのことを記事にしながら、ネット検索もすると、採集動画が数多く存在すること、すること。
いろんな人たちが昆虫採集動画を挙げている。
ミヤマ、ノコギリ、オオクワと人気どころのクワガタが登場する。

捕った後、ただ個人で飼っているだけなのか?
それとも、販売して、生計の足しにしているのか?

今、ネットで見たら、かなり立派なミヤマクワガタに、なんと24万円の値が付いているという。
あらま~、凄いですね。

あと、「ヘラクレスオオカブトVS国産カブトムシ」とかいう動画もある。
とりあえず、そのうちの一つを観てみたら、なんと国産カブトムシの勝利!
なんか、うれしい!

梅雨明けはまだだけど、この時期は童心に帰って、カブトやクワガタに思いをはせるのも悪くはない。
常連の皆様方、夏風邪などひかぬように、ご用心。

追記
どうも、自分自身が夏風邪でも引いた模様で、数日前から体がだるくて調子が出ない。
昨日、今日と微熱アリ。
というわけで、ここ数日は酒も控えている。
しかし、もう我慢の限界!
多分、明日は飲みに出る、仮に多少の熱があっても。