昭和のガキVSスズメバチ、ヘビ(無毒タイプ) 第二弾!

前回からの続き。
成人後、自然豊かな新興住宅地の知人宅での出来事。
オオスズメバチが室内に侵入!

部屋の窓を開け放ち、電灯を消しても、出て行かない。
さて、どうする?

ブログ主:こうなったら、俺が退治しよう。なんか、薄くて持ちやすいベニヤ板かプラスチック板みたいなものあればいいけど。ある程度、硬いモノがいい。

知り合い:ちょっと、なんか適当なものを探してくる。

ブ:姿勢を低くして、静かに移動してくれ。

スズメバチとはいえ、むやみに刺激しなければ、普通はそうそう襲ってはこない。
戻ってきた知り合いから渡されたものは、セルロイド製(プラスチックだったか?)の下敷き。
子どもの学用品か?
ほどよい硬さがいい。

「壁と床が少々、汚れるけど。それでもいいかな?」と確認をとると、ゴーサインが出た。
部屋のライトを点灯すると、ハチの動きがやや活発になる。
壁際に立ち、ヤツが近づいて来るのを待っていると、ブーンという羽音をたてながら近づいて来る。

接近してきたスズメバチが、前方60センチぐらいの空中でホバークラフトのようにほぼ静止した瞬間。
待ってましたとばかりに、右手で持った下敷きで、ハチの真横から素早く一撃!
バシッ!
吹っ飛んだハチが壁にぶつかり、パシッという音をたてて、床に落下する。
すかさず、下敷きを上からかぶせて、まだ死んではいないハチをセルロイドの上から、踵で踏みつけた。

実際にやってみなければわからないと思うが、スズメバチの体はかなり硬い。
何度も繰り返し踏みつけても、容易につぶれない。
哀れ、まだピクピクしているスズメバチを割りばしでつかみ、プラ容器に入れる。
絶対に、素手で触ってはならない!

知り合い宅の床と下敷きは、汚してしまったが、了承済みということで。
その後、ハチの亡骸は、知人宅の庭に埋葬した。
久々のオオスズメバチとの対決は、なんとかうまくいった。

というわけで、前回の続きはここまで。

◎ 昭和のガキVSヘビ(無毒に限る)

ヘビが苦手な人は多いようだ。
しかし、昭和のガキは、「ヘビ? いつでもかかって来い」の心構え。
もちろん、マムシやハブ以外ね。

*体ひとつの場合

ヘビの頭を足で踏みつけてから、首根っこ(=頭部のすぐ下の部分)をつかむ。
これで、大丈夫。

頭を踏むのがベストだが、しっぽを押さえてもよい。
すると、鎌首をこちらに向けてくることが多いので、噛まれないように首根っこをキャッチすればよい。

後は、気分の赴くまま、手に巻き付けて遊んだり、しっぽを持ってグルグル振り回したりして楽しむ。
(って、おい、ただの動物虐待じゃないか!)

*道具がある場合

1メートル前後の棒切れか細い角材があると、気分はさらに楽になる。
棒でヘビの頭を押さえてから、首根っこを掴めばよい。
楽勝である。

もちろん、押さえる部分はヘビの胴体でもしっぽでも、問題なし。
とにかく、ヘビの体を確保すれば、後は首根っこをしっかりと握ればいいだけ。

*ヤマカガシには注意!

アオダイショウ、シマヘビ、ヒバカリなどは無毒。
しかし、毒がないからといっても、噛まれたことは一度もない。
そこは、常に細心の注意を払っていた。

以前も書いたが、ヤマカガシはかつては「無毒」と図鑑等で説明されていた。
だから、ヤマカガシも何匹も捕獲しては、遊び相手にしていた(=虐待していた)。
今にして思うと、もし噛まれていたら、、、、、あ~、ゾッとする!

専門家によると、ヤマカガシの牙は口の奥のほうにあるため、ちょっと噛まれた程度では毒が人体にほとんど入らないという。
どうも、これが原因で、長らく無毒だと思われていたようだ。

皆さん~、ヤマカガシと遊んではアブナイですよ~。
(って、いい大人が、わざわざ野生のヘビと遊ぶか!)

追記
今回の内容も、あくまで個人的な体験を基にしている。
下敷きでスズメバチを叩くなどの行為は、お薦めできない。
令和のよいこたち、くれぐれも真似をしないでください。

よいこの皆さん、無毒のヘビもむやみに刺激しないようにね。
万が一、噛まれでもしたら、大変ですよ。
毒が無くても、ヘビの牙なんて、雑菌だらけ!
くれぐれも、ご用心。