皆さんは恵比寿神社に参拝したことがありますか。
ブログ主は、ほぼ毎年、最寄りの恵比寿さまにお参りしております。
例年、1月9日から11日まで、「十日ゑびす祭」という行事が行われます。
この十日ゑびすは、お正月気分から抜け出し、「さあ、今年も一生懸命働きますから、えびす様どうか守ってください」という誓いと願いが込められたお祭りです。
掛け声は、~商売繁盛で笹持って来い~!
実は、土建屋の社長だった祖父が元気な頃、毎年、この神社に参拝していたんですよ。
だから、祖父に連れられて、幼いブログ主もお参りをしていたというわけ。
さて、この恵比寿神社の御祭神は、事代主神(コトシロヌシノカミ)と大山昨神(オオヤマグイノカミ)と大国主命(オオクニヌシノカミ)です。
*「御祭神」とは、その神社で主として祀られる神のこと
そして、ここの御配神は、須佐之男命(スサノオノミコト)と天照皇大神(アマテラスオホミカミ)と竹内宿禰命(タケウチノスクネノミコト)です。
*「御配神」とは、御祭神以外でその神社で祀られる神のこと
ご存じのように、日本の神社では、通常、複数の神を祀っております。
一神教の世界観からすれば、え?となるかもしれませんが、そこが「八百万の神々」の国、我らが日本のおおらかさ、素晴らしいところです。
だいたい、大きな声では言えませんが、一神教の人たちって、揉め事が好きでしょ?
今、イ(ピィ~!)とハ(ピィ~!)が争ってますが、両方とも典型的な「一神教」文化ですよね。
はい、ここで、この話題はストップ。
先ほど、この恵比寿神社に祀られている御祭神と御配神を挙げましたが、「恵比寿」さまは?と思っているかもしれませんね。
はい、実は、主神である事代主神が「恵比寿さま」と呼ばれております。
ちなみに、大国主神は「大黒さま」と呼ばれております。
恵比寿さまも大黒さまも、人々に幸福と財宝と長寿とを授けられる、慈愛の心に満ち溢れた神様として、親しみ敬われております。
さて、やはり「十日ゑびす」だから、1月10日にしようか、と思っていたら雨模様。
そこで、11日に参拝しました。
今年は、参道に出ている露店が少ない。
「9~11日」が「火・水・木」の平日だからか、などと思いつつ歩いていくと参拝者も去年ほど多くない。
まあ、おかげで、のんびりとゆっくり境内を歩きながら、狛犬さんをスマホで撮影したり、、、
お賽銭を入れて、拝礼もいつもよりも時間をかけて丁寧に行うことができました。
それから、境内の露店で名物の「祝勝・栗」(=いわいかちくり)を三袋購入。
税込み1200円のところ、1000円ちょうどにディスカウントしてくれました。
お店の好意に感謝。
境内の露店にはテントを張り、テーブル席を用意しているところもあって、ビールなども販売しております。
サザエのつぼ焼き、ソーセージなどつまみもいろいろ。
う、つぼ焼きの醤油だれが焦げた匂いが鼻腔を通じて脳みそを直撃しております。
美味そう、ビールもよし、日本酒もよし、、、
あの独特の香ばしい匂いときたら、ウナギのかば焼きのあの強烈な匂いと双璧をなす。
どうする、飲んじゃう、食べちゃう?と心は揺れ動く、、、
おもわず誘惑にかられそうになりましたが、なんとか踏みとどまりました。
ハハハ!
例年はタクシーで往復してますが、今年は気分転換でバスを利用。
久々のバスの旅?もいいものですね。
夕方は、もちろん、軽く一杯。
一軒目は馴染みの酒屋で角打ち、クラフトビール「ぎんのさと酒米IPA」や日本酒飲み比べ「松浦一」「寒北斗」「豊潤」などなど。
二軒目も行きつけの居酒屋で、ハマグリや牛カツをつまみに日本酒を味わっていると、ノーちゃんからラインが、、、
北海道はマイナス10度越えの「極寒気」入りで、熱燗の季節とのこと。
ほろ酔い気分で、友人とチャットしながら、美味い酒を楽しむなんて贅沢な時間ですね。
恵比寿様のご利益でしょう。
やっぱり、子供の頃から参拝している神社はイイですね~。
祖父の面影も蘇ってくるし。
4月2日~4日には、「春季大祭」が行われるので、またお参りに行こうかな。
って、参拝後に一杯やりたいだけだろ!
とにかく、恵比寿神社は最高!