宮崎産の落花生は美味い!

先日、宮崎県の友人から落花生が届いた。
殻付き、むきみの「無塩」「塩」などなど。

これが、美味いのよ!
中国産と比べると粒は小さいが、味は確実に「宮崎産」のほうが上!

国産落花生というと千葉が有名だ。
しかし、宮崎産も負けてませんよ。

今回の落花生は宮崎の老舗の商品で、創業はもう少しで80年を迎えるほど。
契約栽培を中心に、宮崎産の落花生などを加工している。

*から付き落花生
*むきみ(無塩)
*むきみ(塩ピ)
*豆菓子(梅ピ)
*豆菓子(黒糖大豆)

いや~、上の五種類ぜんぶ食べてみたけど、それぞれおいしい。
宮崎の落花生は天日干し乾燥させるために、独特の柔らかい甘みがあるとのこと。

あと、初めて知ったのは、落花生の薄皮には「ポリフェノール」が含まれているという事実。
なるほど~、薄皮ごと食べると、体にいいわけだ。

落花生はマメ科の一年草。
植物としてみた場合や殻付きの状態のものを「落花生」と呼ぶのが普通。

こだわりが強い人に言わせると、ピーナッツは落花生の殻の中にある実の部分のことらしい。
殻付き=落花生、殻なし(むきみ)=ピーナッツという区別が正しいそうだ。
(誤認であれば、すぐに訂正します)

peanutsとはいうものの、周知のとおり「nuts」ではありません。
スヌーピーでおなじみのアメリカの漫画が「Peanuts」なのは有名。

スヌーピーはオスのビーグル犬で、主人公のチャーリー・ブラウンの相棒。
ビーグルはイギリス原産、ウサギ狩りに用いられていた。

あらま、話が落花生から離れてしまいました。

国内の落花生の収穫量が13200トン。
そのうちの11000トンが千葉県産、1270トンが茨木県産。
千葉と茨木の二県だけで約93%を占めている。

まあ、世間一般に「落花生=千葉県産」のイメージがあるのも、ある意味で仕方がないか、、、

しかし、逆に言うと、宮崎産の落花生を食べたことがある人は少ないというわけ!
ブログ主は希少な機会を得たと言える!

冷静に考えると、ありがたい話である。
友人のおかげで貴重な体験をさせてもらったわけだから。

その老舗商店は丹念な手作業で一つ一つ製品を仕上げているそうだ。
約190度に熱した釜に落花生を入れて、回転させながら均等に熱を加えていく。

ベストの煎り加減を見極めるカギは「香り」だという。
気温や湿度などにも気を配りながら、最高に美味しい状態に仕上げていく。
まさに、職人技である。

私たちが幸せな日々を過ごすことのできる背景には、このようなプロの存在がある。
改めて、感謝したい。

宮崎県の落花生産業の関係者の皆さん、これからもお体をいたわりながらお仕事に励んでください。
微力ながら、応援しております。