アダモちゃんが亡くなりました。
享年68。
早すぎるよね~、男の平均寿命が約81歳のこの時代には。
死因は急性心不全だとのこと。
とにかく、「アダモちゃん」ありき、芸名(=本名)よりもグループ名よりも。
番組の中で演じたキャラクター名が追悼記事の最初に登場する芸人も珍しいのではないでしょうか。
それだけ、「アダモちゃん」が強烈なインパクトと笑いを視聴者に届けてくれたということ!
まさに、「記憶に残る」芸でした。
ウキペディアにも「アダモステ」の項目があります。
(もちろん、島崎俊郎さんのもありますが)
番組の楽屋でビートたけしが「お前、ポリネシアンダンサーに似てるな」と言ったことから、あのキャラが誕生。
台本には「島崎登場、爆笑の渦の中退場」とだけ書かれていたそうです。
だから、もともと、苦し紛れの即興のセリフだったらしい。
当時の番組ディレクターの証言は
「それで『最後になんか一言!』って言われて追い詰められた島崎くんが、、、『ペイっ! アダモステ~』と叫びながら帰ったんです」
島崎さんのセンスというか才能というか、窮地からの瞬発力が一世を風靡するキャラクターを生み出したのですが、そこには番組の持つ勢い、パワーが背景にあったと思います。
とにかく、全盛期の『オレたちひょうきん族」は凄かったですね!
それこそ、「アダモちゃん」の他にも強烈なキャラクターが山ほど。
私事ですが、うちの亡き父親は、番組終了後も「タケちゃんマン、タケちゃんマン」と言い続け、一度も「ビートたけし」や「北野武」を口にしたことがなかったほど。
「鬼瓦権造」の「冗談じゃないよ」は真似する人が多すぎて、、、
また、明石家さんまの場合は、「ブラックデビル」「アミダばばあ」「ナンデスカマン」などなど、よくもここまで思いついたなと感心するやら、あきれるやら。
おかげさまで、毎週腹を抱えるほど笑わせていただきました。
西川のりおの「オバQ」も好きです。
今、ネットで画像検索したら出てきました、オバQメイクの西川のりお!
ハハハ!
最初、アダモちゃんの追悼記事にしようかなとキーボードを打ち始めたら、どうしても舞台となった『ひょうきん族』に話がつながってしまう。
まあ、仕方ないですね。
あれだけ強烈な番組も類を見ないわけですから。
話を島崎さんに戻します。
島崎さんには『島崎俊郎のなんでもない話でごめんなさいブログ』というオフィシャルブログがあります。
その一番上には、大きな「アダモちゃん」の画像がドーンと!
最新の記事は「愛知県は三河安城の駅近くにあるホテルに宿泊しました‼」です。
更新日を見ると、9月4日となっています。
多事多忙であったのか、それとも、もしかしたらすでに体調がよろしくなかったのか、、、
また、ゆっくりあなたのブログ記事を読ませてもらいます。
島崎俊郎さん、どうか安らかにお眠りください。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
Adamochan is forever!