「すいません、ボクは中ジョッキでお願いします」
「普通、『中』だろ、わざわざ言わんでも」
一同爆笑！
いや～、やってくれました、さすが冨本、いいボケ。
すかさず、つっこむ東田。
息があってます、久々の再開なのに。
昔から、この二人は名コンビで、しかも冨本の方は自分じゃボケてるつもりは一切なし。
でも、時代背景もあるから、、、
というのは、昔は居酒屋にはフツ～に大ジョッキが置いてありました。
「生」と言えば、まずは「大」で乾杯が当時の寮生のお約束。
しかし、東田も丸くなったな～。
超縦社会の「寮」にありながら、気に食わない先輩を恫喝するという度胸の持ち主！
可愛そうに、B先輩、震えあがって許しを乞うたらしい。
しかし、男気のある関西人で後輩にはずいぶん慕われておりました。
東田のバイト先の「美ゆき」がまたイイ店で、寮生の憩いの場。
オーナーの美人奥さんが切り盛りして大繁盛、看板の「塩サバ」をはじめ、料理が美味い。
今回の寮同期会は東田が会場をセッティング。
刺身と串天が売りの感じのいい店。
それにしても、なんなんだろう、この感覚？
数十年振りに再開したメンバーもいるのに、一瞬で学生時代に戻ってしまうのは。
ブログ主も含めて髪が薄くなったものも結構いるのに、なんで皆若々しいのかな？
いい年の取り方をしてるといった感じですね。
今や、心理学のエキスパートとして後進を指導するアイスホッケー部の西川は、その昔、女子寮の、、、（自主規制）
東田、西川と三人で「後輩の指導」という名目で試験期間中に「講義＝説教」をぶちかましたり、まあ、やりたい放題でございました。
ジェームスは酔ってガラスを踏んずけて流血。
なんと、三つ上の先輩が店から背負って帰ってくれたというエピソードも。
今は横浜暮らしのジェームス、次回の同期会は横浜中華街にしようと言っております。
同期にも迷惑かけてたなあ。
誰かの部屋に集まって酒盛りすると、最後まで帰らないのが西川と私。
部屋主の佳樹氏が、「お客さん、そろそろ看板なんですけど」と言うと、一人二人静かに自室に戻るのに、いつまでたってもこの二人が返らない。
「お客さん、看板なんですけど」
まだ、帰らない二人。
「看板ですよ～」
それでも飲み続ける私と西川。
「看板だって言ってんだろ！」とついに温厚な佳樹氏がキレてから、ようやく重い腰を上げる。
でも、迷惑かけられた本人は覚えてなかったなあ。
その節は、大変失礼いたしました。
当ブログでは「５００円やじ～」や「ぽろりん」で登場の宮崎県のSは今でこそ自営業で社長だが、下手すりゃ刑務所行き？ぐらいのことをやらかしておりました。
おっと、ここで冨本が重大発表。
なんと、難関の国家資格に挑戦するとのこと。
今、猛勉強の毎日らしい。
しかし、改めて、考えると寮に四年間住んでた者の少ないこと。
東田、西川、私の三名は「おいた」が過ぎて丸２年で退寮。
他の皆さんも諸般の事情で丸３年で出たパターンが多い。
「ところでさ、四年のとき「全寮チーフ」になったの誰だ？」
「松木だよ」
「あの松木～？ あのパチンコ狂いの借金魔！」
「ふざけやがって、あの野郎」
「あいつ金ないくせにさ、いつも俺を『華名閣』に誘っては『華名ポーク』注文するんだぜ」
「俺は、最後５０００円ぐらい返してもらってないかもな～」
「俺も、そうかも」
「あいつ、後輩にまで借金してたからなあ～」
今回、松木は不参加なのに、いつの間にやら「話題の中心」に。
なんか憎めない存在です。
面白い話は山ほどありますが、ちょっと書けないことも多くて、、、
今回、幹事を務めてくれたのは、当ブログで毎度おなじみの川口。
おかげで、一瞬で時をさかのぼり、あの懐かしい寮の日々が。
本当にありがとうございました。
しかし、皆さん、よく飲む、呑む、ビールからハイボール、日本酒から焼酎。
料理も、刺身から串天からだし巻き卵、サラダ、ステーキ、さらにはちらし寿司まで。
いや～、凄い、もう満足、昼の１時から美味しい酒と料理で舌鼓。
なんだかんだで日本はいい国ですよ！
右隣のノーちゃんが酒豪だから、こちらと日本酒を差しつ差されつで、目の前の大徳利がすぐ空に。
次から次に、冷酒を注文、バイトのおねえさんも大変。
ノーちゃんの部屋にはウィスキーが常備してて、よく飲ませてもらったなあ。
日本酒の好みも似ていて、帰路のおみやげは「滝自慢」、イイ酒です。
あっという間に、三時間経過、もう退店の時間。
二次会は近くの焼きトン屋で立ち飲み。
ここでも皆さんの勢い衰えず、よく飲み、喋る、喋る！
特に、谷。
アルコールが入ると口が止まらない。
よくしゃべるし、よく笑うという楽しいお酒でいい酔い方。
三次会は谷の独演会だったそうな。
この記事作成中にノーちゃんと宮崎のSが空港から写真をアップ。
Sの搭乗機はなんと、プロペラ機！
それを見たノーちゃん搭乗のジェット機の客が、「今どき、あんなプロペラ機あるんだね～」だって。
さすがはS、乗り物に関する逸話には事欠きませんね～。
これは、西川ならすぐわかる話、でも自主規制。
今回はただ、オチもなく楽しかったことを書き連ねました。
またの再会を楽しみにしています。
皆さん、お元気で。
本当に寮生活ってイイですよ。