今回、おふざけは一切ナシ。
魚雷ガールに叱られるから。
この記事は、「ぷるるん?ポロロン?寮生活は楽し?」の続編です。
あれは、犯罪行為である。
18歳の大学生の心に深い傷跡を残した卑劣な行為。
1 事件の概要
・当時18歳のSが咳や喉の痛み等の症状で、聖母病院(仮名)にて受診した際に、担当した女性看護師がSに仰向けで診察台に寝るように指示した後、Sのズボンと下着を下げた結果、下腹部の露出という事態に至った。
・その後、看護師はSの着衣の乱れを正し、腕に注射を行い処置は終了した。
2 その後の経緯
・受診後、Sは学生寮に帰還し、同期の川口に事の顛末を報告した後、自室に戻り安静療養する。
・報告を受けた川口は、同期を数名集め、全員で露出の瞬間の効果音を決定するために真剣に討議を行った。
・効果音の候補として挙がったのは、「ぷるるん」「ポロロン」「ポロリッ」「ぽろりん」等である。
まず、ここまでで、いくつか問題点を指摘したい。
*露出させる必要があったのか?
・検温で微熱が確認され、Sの病状はいわゆる風邪の初期症状であると診断された。
・知り合いの医師に確認すると、下腹部の露出は必要なく、通常は聴診や触診が妥当であるとのこと。
・以下は、医師とブログ主との会話の一部である。
「吉村先生、ふつう聴診や触診をするケースに、なぜ露出を?」
「う~ん、考えられることは、、、、」
「それは?」
「見たかったんでしょうね」
「やっぱり!」
*当該看護師は罪に問われる可能性があるのか?
・強制わいせつ罪=Sが拒否する間もなく、強制的に露出させたと見なされた場合
・職務怠慢罪=Sの風邪の処置を適切に行わず、悪影響を及ぼしたとみなされた場合
上記は、可能性がなきにしもあらず。
だが、肝心な点は、被害者のSに被害者意識が極めて薄いこと!
むしろ、やや誇らしげな?
この点から以下の論点につながる
*男性は女性からの性加害に鈍感なのか、それとも好意的に解釈するのか、実は大歓迎なのか?
・受診後、寮に戻ったSの第一声は「いや~、見られちゃったよ」である。
・そこには、看護師を非難する含みはなく、照れくささと一種の達成感の響きが感じられた。
・上記の反応はS個人の資質によるものなのか、それとも男性一般に観察される性質なのか、慎重な考察が必要である。
・もし、後者ならば、男性は無意識のうちに露出願望を胸に秘めているのか。
・しかし、同様の事案で深く傷つく男性も存在する可能性は否定できないだろう。
・その場合、女性加害者に対する責任追及のハードルは高いのか。
この点から以下の論点につながる。
*男性から女性への加害よりも、女性から男性への加害のほうが社会的に認知されにくいのか?
・もし、これが男性看護師が18歳の女子学生に同様の行為を行った事案なら、その犯罪性は誰にでも想像がつく。
・この仮定上の男性看護師は罪に問われ、解雇されるはずだ。
・一方、Sを処置した女性看護師(若くて美人)は、何のお咎めも無し。
(事後に、同僚とこの件をシェアして盛り上がった可能性も否定できない)
・女性からSと同様の行為を受けた男性は、声をあげずとも、大勢いるのではなかろうか。
・被害者の男性の中には心に大きな傷を受け、その後の人生が大きく転落したものもいるのではないだろうか。
・もしかしたら、これは人権問題ではなかろうか。
そうだ! BBCは何をしている! 早く、Sを取材しろ! 特集番組を組め!
NHKは何、グズグズしてる! 民放ワイドショーも急げ!
ということで、やっぱりおふざけしてしまいました。
まあ、「見たかったんでしょうね」あたりでバレてますね。
いや、「おふざけ」「魚雷ガール」ですでにやる気満々。
しかし、半分冗談ですが、この一件は様々な論点(*の箇所)を含んでいると思います。
その他にも、例えば、男同士の友情の問題とか、
⇒なぜ、寮の同期はSの心のケアよりも、露出時の効果音決めを優先したのか?
(答)おいしいネタだったから
Sが二年、三年と学年が上がっても、新しい一年生が入寮するたびに、
「Sせんぱ~い、『ぽろりん、チョン、まぁ可愛い』って何ですか?」
「バカヤロー!誰に聞いたんだ!」
「あ、あの、、川口先輩が言えって、、」
Sは一生、この心の傷を抱えて生きていく。