強調構文のIt is ~ that を理解しよう その1

It is ~ that の強調構文とは、
⇒強調する箇所を、「~」の所に入れる
⇒残りをthat 以下に置く
⇒完成!

Samantha keeps a pig in the garden shed.サマンサはガーデンシェッドでブタを飼っている。

*主語のSamanthaを強調すると、
⇒It is Samantha that  (Samanthaを「~」の所に入れた)
⇒It is Samantha that keeps a pig in the garden shed.  (残りをthat以下に置いた)
 完成! 簡単です!

*目的語のa pigを強調すると、
⇒It is a pig that  (a pigを「~」の所に入れた)
⇒It is a pig that Samantha keeps in the garden shed.  (残りをthat以下に置いた)
 あっという間に完成!

*場所(副詞句)のin the garden shedを強調すると、
⇒It is in the garden shed that  (in the garden shedを「~」の所に入れた)
⇒It is in the garden shed that Samantha keeps a pig.  (残りをthat以下に置いた)
 できました!

簡単すぎて、あっけないですね。
では、訳し方は、
⇒that以下を先に訳して、「~」の所を訳す
⇒完成!

先ほど、完成した強調構文を上から順に訳します。

・ガーデンシェッドでブタを飼っているのは、サマンサだ。
・サマンサがガーデンシェッドで飼っているのは、ブタだ。
・サマンサがブタを飼っているのは、ガーデンシェッドだ。

作り方も訳し方も簡単です。

さて、ひとつ取り残されています。
動詞のkeepsです。
わざとでは、ありません。

It is ~ thatの強調構文は「動詞」を強調することができません。

✖It is keeps that Samantha a pig in the garden shed⇐成立しない!誤り!

では、文中の動詞を強調する方法は、、、

この続きは、「その2」で解説します