ブギウギで英文読解  朝ドラ『ブギウギ』が始まりました!

朝ドラ『らんまん』、よかったですね~。
特に、終盤は最高でした。

さて、今度の『ブギウギ』はどうなりますことやら。
というか、そもそも、「ブギウギ」って何?

ちょっと、調べてみて、今回は「ブギウギ」で英文読解です。

Boogie-woogie is a lively and rhythmic style of piano music that originated in the early 20th century. It features a repetitive bass line and syncopated melodies, often associated with dancing.
⇒ブギウギとは、20世紀のはじめに創始された躍動感とリズム感に溢れるピアノの演奏形式である。左手で低音部を規則的に刻みながら、右手で旋律を変奏するという特徴があり、リズムに合わせて踊りやすい楽曲が多い。

上はかなり説明を加えた意訳です。もちろん、文構造の説明後に直訳します。

まず、最初の文から、
Boogie-woogie is a lively and rhythmic style of piano music that originated in the early 20th century.

Boogie-woogie = S
is = V
a lively and rhythmic style of piano music = C

that originated in the early 20th century のthatは関係代名詞で、a lively ~ piano music を修飾しています。
that = S
originated = V

では、訳します。上は直訳で、下はやや意訳です。
⇒ブギウギとは、20世紀の始めに発生した活き活きとしてリズミカルなピアノ音楽のスタイルです。
⇒ブギウギとは、20世紀初頭に生まれた躍動感とリズム感にあふれるピアノ音楽の演奏形式である。

では、二文目を見ていくと、
It features a repetitive bass line and syncopated melodies, often associated with dancing.

It = S = Boogie-woogie
featuress = V
a repetitive and syncopated melodies = O

often associated with dancingのassociated は過去分詞です。
述語動詞の過去形ではありません。
ここは、要注意で、文末の分詞構文です。まず、訳を出しますので、下の「蛇足」で解説します。

では、訳します。上は直訳で、下は、説明を(   )に補った意訳です。
⇒ブギウギは、反復するベースラインと変奏されるメロディを特徴とし、しばしばダンスと関連付けられる。
⇒(左手で)低音部を規則的に刻み、(右手で高音部の)旋律を変奏するのがブギウギの特徴で、ダンスミュージックに適していることが多い。(*後半を、ブギウギに合わせて踊ることも多い、と訳してもよい)

*音楽に詳しい人なら、「シンコペーション」とかを, 訳語に使うかもしれませんが、ブログ主は素人なので。
*音楽素人ゆえ、ブギウギの説明箇所に誤解・誤訳があれば、すぐに訂正します。

*蛇足 文末の分詞構文(過去分詞のパターン)について説明します。

さて、「, often associated with dancing」部分は、上で少し触れたように分詞構文です。
過去分詞が使われているのは、この部分をあえて、完全な文にすると受動態の英文になるからです。

では、あえて受動態のその英文を書くと、
⇒ and it is often associated with dancing となりますが、大変くどいです。
and を消して⇒it is often associated with dancing 
主語を消して⇒is often associated with dancing
過去分詞だけ残して⇒often associated with dancing で完成!

では、今回はこの辺で。
朝ドラ『ブギウギ』が面白くなるといいですね。