1月12日に初詣してきました~、ってちょっと遅いか?!

今月12日に、やっと初詣に行ってきましたよ。
地元の八坂神社。
京都の総本社ではありません。

主祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。
では、スサノオさんについて簡単に振り返ってみましょう、念のため。
かなり、端折りますので、興味のあるかたは、『古事記』を一読ください。

素戔嗚尊の誕生の経緯は以下の通り。
「国生み」の神である、イサナキとイサナミの二神(二柱)が淡路島、四国、九州、、、と次々に島を生んでいった。
二柱は国生みを終えると、次に、多くの神々を生むことになるのだが、、、

イサナミ神が火の神である「ヒノカグツチノ神」を生む際に、陰部に大やけどを負って、それが故で命をおとしてしまう。
イサナミに会いたい気持ちがこらえられないイサナキ神は、黄泉国(よみのくに=死の国)に出かける。
しかし、そこには、変わり果てたイサナミの姿が、、、、

這う這うの体で、戻ってきたイサナキは「実にいやな、見るも穢い国に行ってきたものだ。禊(みそぎ)をしなければ」と、身のケガレを洗い清めた。
イサナキ神が、左目を洗うと天照大御神が生まれ、右目を洗うと月読神(つくよみのみこと)、そして鼻を洗うと素戔嗚尊が生まれたという。

つまり、素戔嗚尊は天照大御神の弟にあたる。

さて、このスサノオノミコトが出雲の国に出向いて、退治したのが八岐大蛇。
そのオロチの腹中から、出てきたのが草薙(くさなぎ)の太刀。
そう、八咫鏡、八尺勾玉と合わせて「三種の神器」とされる宝剣。

次に、出雲といえば出雲大社。
その主祭神は、もちろん、大国主命。
このオオクニヌシさんは、スサノオノミコトの六世の孫とされている。

つまり、スサノオ⇒〇⇒〇⇒〇⇒〇⇒〇⇒大国主命、という流れ。
一方、姉君の天照大御神の子孫を同様に示すと、
アマテラス⇒〇⇒ニニギノミコト(この方が、日向の高千穂に天孫降臨)⇒〇⇒〇⇒カムヤマトイハレビコ命(=神武天皇)となる。

先に、「簡単に」と言ったものの、結構、長くなりましたね。
この辺にしておかないと、初詣の話につながりません。

とういうことで、正月太りしたため、数日間だけ断酒と軽い運動をすると、気分はすっかり良くなってきました。
そこで、12日の午後三時ごろに八坂神社へ初詣。
さすがに、人出は少なかったですよ。

ただ、この日は、地元の「二十歳の記念式典」が午前中に近くで行われたため、着物姿の成人がチラホラ。
友人連れ、または家族・親族と一緒ににこやかに参拝していました。

こちらも、一応、神妙な顔つきでお参りをして、おみくじなど。
結果は、「中吉」でした。
なんか、おみくじの順位というか、良い順番も神社によってまちまちだとか聞きました。

まあ、あまり気にしない方なので、、、
皆さんは、初詣でおみくじをひきましたか。

それから、行きつけのカフェでお茶などしながら、「ちょっとだけ断酒したし、今日は飲んじゃおうかな~」態勢。
ハハハ。

その後は、言うまでもなく、はしご酒。
分かっちゃいるけど、止められないって、植木等か。

何軒目のお店だったか、たまたま、近くに北海道から来た若い女性二人組がいらっしゃいました。
で、ついつい、ノーちゃんに電話してしまいましたよ。
ノーちゃん、ごめんね~、酔って連絡してしまって。

また、機会を作って、ゆっくりと杯を傾けたいですね。

では、今回はこの辺にて。
まだまだ、寒い日々が続きそうです。
常連の皆さん方、くれぐれもご自愛ください。