青木理の「劣等民族」発言に思うこと ~ 自民党員ではないけれども、、、

青木理というジャーナリストでTVコメンテーターがいる。
もちろん、当ブログが世界に誇る「Mr.絶倫」青木部長とは別人であることは言うまでもない。

そのジャーナリスト、青木理の「劣等民族」発言について、今回は記事にしたい。
なんでも、ポリタスTVというYouTube番組内で、司会者(対談相手)が「広島で、『人々はなぜ、自民党に入れ続けるのか?』をテーマに講演します」とイベントの告知をしたという。

これを受けて、青木理が「すごいね。よくこんなテーマで、、、、ひと言でこれ、終わりそうじゃない?」と反応した。
「なんですか?」と尋ねた相手に、青木理は「劣等民族だから」と答えた。
そして、二人で笑ったとのこと。

青木理のこの発言を巡って、当然ながらネットは炎上しているようだ。
まあ、当然のことだろう。
自民党支持者を、ひとくくりにして「劣等民族」と決めつけたのだから。

この発言からわかるように、どうも青木理は左翼・リベラル陣営のようだ。
立憲民主党の米山議員が、「『劣等民族』などという考え方は何であれ極めて差別的で、決してリベラルな在り様ではありません」と発言した模様。
どうやら、米山議員は、直接的に青木理を名指しはしていないものの、「劣等民族」発言を批判しているようだ。

まあ、リベラル同士でしっかり、やり取りすればよい。
こちらも、自由にこの「劣等民族」発言について思うところを綴りたい。

◎ 青木理の真意は?

まず、この発言は、日本語としてアリなのか?
この文脈上で、日本人の中の自民党支持者を「劣等民族」というのは、「民族」の用法として正しいのだろうか?

あくまで仮定の話だが、あの放言家のトランプが民主党を批判する際に、「民主党に投票するものは、劣等民族だ」と発言するだろうか。
おそらくは、「民族」を使わずに、別の言い方をすると思う。
例えば、「民主党に投票するものは、浅はかだ」とか「民主党に投票するものは、賢くない」などの表現を。

つまり、「民族」というからには、ある「国民全体」なり、ある「人種全体」なり、ある「部族全体」を一括して、「民族」と呼ぶのが、通常の用法ではないのか、と当ブログは感じている。
青木理はジャーナリストだそうだが、日本語が下手くそなのか?
それとも、、、、、、

◎ 青木理は、日本人全体を「劣等」だと考えているのだろうか?

前段の疑問は、青木理が日本人全体を劣った集団だと見なしているのなら、一気に解決する。
しかし、青木理が「日本人全体が劣等だ」と考えているのならば、「劣等民族」発言は日本人である青木自身も含まれることになる。

自分で自分のことまで、「劣等」と定義づけて、嬉しいのか、青木理よ?
おそらくは、そうではなく、自分以外の日本人で自民党支持者が「劣等」だと言いたいのだろう。
だったら、あなたの「劣等民族」発言は用法として誤りだよ、青木理~、わかるかな?

こちらも、大変だよ、、、ジャーナリストのヘンテコな日本語の真意をくみ取ってやらないといけないのだから。
結局、前段でも述べたが、どうも青木理は日本語を使いこなせていないようだ、ハハハ。

とまあ、ここまでは、半分冗談(=半分本気)の挨拶のようなもの。

◎ 左翼・リベラル陣営なら、「劣等民族」などと二度と発言するな!

いいか、青木理よ、左翼・リベラル側の人間ならば、「劣等民族」などと口にしてはならない。
常日頃から、「差別はよくない」というのが、左派の口癖だろう。
自分で、自分たちのお約束を破って、どうするつもりだよ?

そもそも、「劣等民族」といえば、すぐに、ナチスの「ユダヤ人は劣等民族だ」が連想されるのは確実だろう。
青木理は、もしかして、隠れファシストか?
ひょっとして、密かに、ヒトラーに憧れていたりなんかして、、、、

もし、そうなら、堂々と「私、青木理は、実はファシストです。日本人は劣等民族だ」と大声で叫べ。
こちらは、青木がファシストだろうが、ヒトラーを崇拝していようが、それを理由に青木を差別したりはしない。
多くのネット民が青木を非難しているのは、普段、左派として「差別はいけない」と青木が発言しているからだ。
要は、青木理の批判者は「あいつは、言っていることとやっていることが違う」と指摘したいのだ。

つまり、青木の言行不一致の中に、偽善や欺瞞を感じているからこそ、非難しているのだ。
繰り返すが、当ブログは、青木理がヒトラー信者であっても、誹謗も中傷もしない。
青木理よ、ヒトラーに憧れているのなら「ヒトラーは素晴らしい。我が師だ」と公然と発言しろ。

ちなみに、ヒトラーが日本人を蔑視していたのは事実だ。
ヒトラーの著書『マイン・カンプ(我が闘争)』の原典には、日本人に対する差別的な記述があるが、戦前に日本で流通した、日本語版『我が闘争』では日本人を貶めた部分は削除されていた。

それにしても、「劣等民族」なんて表現を用いたら、非難されることぐらいわからないのかな?
理解に苦しむ。

◎ 自民党支持者や保守の論客さんたちに期待します。青木理に反駁してください。

自民党支持者の皆さんも、青木理の「劣等民族」発言に対して怒りを覚えているのではないですか。
ぜひ、青木理に反論してください。

保守の論客さんで、自民党を支持する方々に期待しています。
青木理の発言を批判するなり、反駁文を書くなどの行動を心待ちにしています。

◎ おわりに

青木理の「劣等民族」発言に対する批判記事は、この程度にしておこう。
ネット上には、青木理を厳しく批判するコメントがあふれているようだ。

最後に、ヒトラーの『マイン・カンプ』について、もう少しだけ。
先述のとおり、日本語版『我が闘争』では、日本民族蔑視の部分が削除されている。
では、原典では日本人をどう見ていたかというと

⇒日本人は想像力の無い劣った民族である。しかし、小器用で自分ら(=ドイツ人)の手足として使うには便利な国民である。

なんとまあ、ヒトラーの言いたい放題にも程がある!
日本人を蔑視していたヒトラー率いるドイツとムッソリーニのイタリアと、「日独伊三国同盟」を結んだのが、大日本帝国の不運であった、、、、と言っても後の祭り。