関係代名詞のwhat を理解しよう その1(what S Vのパターン)

文法も久しぶりで、今回は関係代名詞のwhat を解説します。
まずは、what の後ろに、主語と一般動詞があるパターンから。

what S + V =SがVすること・もの

what he said⇒彼が言ったこと
what she heard⇒彼女が聞いたこと
what I need now⇒私に今必要なもの

*後ろを訳して、「こと・もの」をつけるだけでいいんです。簡単ですね。

では、文法用語を使ってもう少し説明を。
what の導く節(=what がつくるひとまとまり)は主語、補語、目的語として働きます。
つまり、文中で名詞と同じ働きをするわけです。

What she told me was true.( What she told me = S )
彼女が私に言ったことは本当だった。

This is what she has been looking for.( what she has been looking for = C )
これが、彼女がずっと探していたものです。

I don’t believe what he wrote.( what he wrote = O )
彼が書いたものは信じない。

では、もう少し文法説明を。
whatの導く節は前置詞の目的語(=前置詞の後ろにおくもの)になることもある。

There isn’t enough money for what you want to buy.( what you want to buyが forの目的語)
君が買いたいものを買うだけのお金がない。

では、再度、ポイント確認です。

*関係代名詞what が導く節は、名詞の働きをする。
⇒主語、補語、目的語、前置詞の目的語として働く。

*what S + V は「SがVするもの・こと」と訳せばよい。

簡単ですよね。

次回は、what + S + be のパターンを見ていきましょう。