関係代名詞の第二弾は、what + S + be のパターンです。
be動詞の「時」によって、訳し分けのパターンを見ていきましょう。
what S + am / is / are =現在のS、Sの現在の姿・現状
what I am⇒現在の私
I’m not satisfied with what I am.⇒今の自分には満足していない。
what S + was / were / used to be =昔のS Sの過去の姿・状態
what he was three years ago⇒三年前の彼
Samantha isn’t what she was five years ago.⇒サマンサは五年前のサマンサではない。
what S + will be =将来のS Sの未来の姿・状態
what you will be⇒未来のあなた
what this city will be⇒この都市の未来像
*要は、be動詞の現在・過去・未来に合わせて、現在のS・過去のS・未来のS、と訳せばいいだけです。
簡単ですね。
では、慣れるためにもう少し例文を見ていきましょう。
You don’t know what he really is.(⇐reallyが入ってますが、大丈夫ですか?)
彼の本当の姿を君は知らない。
Rome is famous for what it was rather than what it is. (⇐rather thanは知ってますよね?)
ローマは現在の姿よりも、むしろ過去の姿によって有名である。
This town is quite a different place from what it was five years ago.
この町は五年前の様子とはまったく違う。
*では、変化球で、beがseemになったパターンをどうぞ。
All is not what it seems.(⇐allとnotの部分否定は大丈夫ですか?)
すべてが見かけどおりとは限らない。
*さらに、変化球で、should beや ought to beのパターン もありますよ。
what the world should be⇒世界のあるべき姿
Once we begin to imagine what the world ought to be, we can be blind to what it is. (⇐接続詞のonceですよ)
いったん世界のあるべき姿を想像し始めると、現実の世界が見えなくなることもある。
(⇒理想論ばかり語って、地に足がついていない政治家や評論家っていますよね、おっと、剣呑、剣呑!)
今回も簡単だったと思います。
次回は、what + V とwhat + beのパターンを見ていきましょう。