せっかく、「軍歴証明書」の存在を知ったので、祖父と大叔父の記録を発行してもらうことにした。
二人とも陸軍所属だから、申請先は県庁で大丈夫。
ネットで、「軍歴証明書 〇✖県」で検索すると、県庁ホームページが最上位に挙がる。
一応、上から下までざっと目を通すと、「事前に必ずお電話ください(資料の有無確認、来庁予約)」とある。
素直に電話して、担当職員に名乗り、祖父と大叔父の氏名等の情報を伝える。
確認のため、折り返しの電話を待つ。
その日のうちに県庁担当から電話があり、資料が存在する旨の連絡を受ける。
ここから、必要書類の準備に入る。
1 「閲覧及び写しの交付依頼書」(県庁ホームページからダウンロード、印刷)
2 祖父と大叔父の死亡が確認できる戸籍謄本等の書類
3 祖父と大叔父と申請者(私)との親族関係が確認できる戸籍謄本
4 申請者の本人確認ができる書類(運転免許所、マイナンバーカード等のコピー)
5 費用(写しの作成の場合、1枚10円)
*代金は定額小為替、為替、または現金書留のみ、郵便切手は不可
6 返信用封筒(140円切手貼り付け、写しの郵送を希望する場合)
市役所で必要な戸籍謄本等をとり、運転免許証をコピーし、郵便局で切手や定額小為替を購入。
1~6をA4サイズの封筒に入れて、県庁の担当部署へ郵送すれば手続き完了。
あとは、県庁から祖父と大叔父の「軍歴証明書」が送られてくるのを待つだけ。
祖父の場合は生還したので「陸軍兵籍」、大叔父は戦死したので「死没者原簿」が来るらしい。
どのような書類なのか、楽しみではある。
現物が届いたら、またそれをネタに記事にするかもしれない。
7 最後に
今回の「軍歴証明書」の発行請求手続きは、ブログ主居住の某県の場合である。
もし、身内の軍歴証明書を請求したいのであれば、厚生省か都道府県の担当部署のホームページ等で確認する必要がある。
必要な提出書類や申請可能な「親等」の基準が異なることもあるようだ。
幸いにも、うちの県の場合は「6親等内の血族」なので余裕でクリアできた。