英語で読むJohn Lennonの言葉

今回は、John Lennonの言葉です。

Being honest may not get you many friends but it’ll always get you the right ones.

⇒正直であることは、人に多くの友人を与えないかもしれないが、いつも正しい友人を与える。
⇒正直に生きる人は友達の数には恵まれないかもしれないが、その人にふさわしい本物の友人と必ず出会う。

上は、ほぼ直訳、下は意訳です。

この英文で以下の3点を身につけましょう。

①動名詞が主語になるパターン
②無生物主語の訳し方
③get + O + O のパターン

では、①~③は登場した時に確認することにして、まず前半の構造を見ていきます。

Being honest may not get you many friends

Being honest = S / get = V / you = O / many things = O

早速、①です。
Being が動名詞で、Being honestが主語として働きます。
直訳は、「正直であること」です。

では、つぎに③です。
get + O + O の形のget はbringとほぼ同じ意味ですから、「OにOをもたらす・あたえる」が直訳です。

では、前半の文を直訳します。
⇒正直であることは、人に多くの友達をもたらさないかもしれない。

ここで、②の無生物主語の訳し方を確認です。
⇒無生物主語を「副詞」のように訳し、目的語を「主語」に見立てて文を組み立てる。

上にならい、youを主語のように、Being honestを副詞的に処理して全体の文を組み立てます
⇒人は、正直であると多くの友達ができないかもしれない。

次に、後半を見ていきましょう。

but it’ll always get you the right ones.

it = S = Being honest / get = V / you = O / the right ones = O

後半も、主語は同じで、get + O + O の形も同じです。
直訳します。
⇒しかし、正直であることは、いつも人に正しい友達をもたらす。

ここで、③の無生物主語の訳し方でやってみます。
⇒しかし、人は正直にしているといつも正しい友達ができる。

ようやく全体の訳を確認できますね。
直訳
⇒正直であることは、人に多くの友達をもたらさないかもしれないが、いつも正しい友達をもたらす。

無生物主語を意識した訳
⇒人は正直にしていると多くの友人ができないかもしれないが、必ず正しい友人ができる。

ということで、今回はジョン・レノンの言葉で英文読解でした。
①~③をしっかり覚えておきましょう。