第二文型(SVC)を理解しよう(Vが be動詞の場合)

第二文型の英文を見てみます。

Patrick is a mentalist.
パトリックはメンタリストだ。

Patrick がS で、is がV で、a mentalist がCの第二文型の英文です。
Cは補語(厳密には、主格補語)といい、主語の説明をする働きを持ちます。
もし、上の英文でC であるa mentalistが無ければ、この英文は成立しません。
⇒Patrick is ………..
⇒パトリックは、、、、?

第二文型の補語とは
⇒主語の説明を行う
⇒英文を完成させるために必ず補う語⇒だから、「補語」と呼ぶ

もうひとつ、例を挙げます。

Frank is clever.
フランクは賢い。

Frank がSで、 is がV、 clever がCの第二文型です。
clever が省かれると、この英文は成立しません。
⇒Frank is ……….
⇒フランクは、、、、?

さて、第二文型=SVCとは
⇒文の要素は主語(S)と動詞(V)と補語(C)だけ
⇒ただし、修飾語はいくつあってもよい

Five years ago, she was a great fan of baseball.
五年前は、彼女は野球の大ファンだった。

she がSで、 was がVで、 fan がCの第二文型です。
後の語句はすべて修飾語です。

最初のほうで、「補語は主語の説明」と書きましたが、別の言い方をすると、主語と補語はイコールの関係にあると考えてもいいです。

Lisa is beautiful. ( Lisa = S, is = V, beautiful = C )
リサは美しい。⇒Lisa = beautiful ( S = C が成立)

John is an architect. ( John = S, is = V, an architect = C )
ジョンは建築家だ。⇒John = an architect ( S = C が成立)

*形容詞には注意!
ここでは、形容詞のsmart を例文に使います。

a. He is smart. 彼は賢い。
b. He is a smart student. 彼は賢い学生だ。

a のsmartは補語として働いている⇒省くと、He is ? となり、文が成立しない。
b のsmartは修飾語である⇒省いても、He is a student. となり、第二文型として成立する。

今回は、動詞がbe 動詞の時のSVC(第二文型)を説明しました。
またの機会に、一般動詞が使われたSVC(第二文型)に触れたいと思います。