朝鮮半島が最近、きな臭いですね~。北と南の戦力比較など、、、

北から汚物風船。
南も対抗措置。

最近、朝鮮半島がきな臭い。
勝手にやってくれよ、と言いたいところだが、、、
万が一の際には、日本にも様々な影響が波及するのは目に見えている。

さて、今回は北朝鮮と韓国の戦力比較などを中心に記事を構成。

◎ 陸上兵力
北=約110万人(戦車 約3500両)*北の人口は2596万人
韓=約42万人(戦車 約2150両)*韓国の人口は5184万人 

◎ 空軍
北=作戦機 約550機(その多くは旧式)
韓=作戦機 約660機(F-4、F-15、 F-16、 F-35など)

◎ 海軍
北=艦艇 約790隻(10万トン 数は多いが、大半は小型艦艇で潜水艦も旧式)
韓=艦艇 約230隻(29万トン 駆逐艦、フリゲート、潜水艦など)

◎ ここで、忘れてはならないのが、在韓米軍の存在。

*米韓相互防衛条約に基づき、アメリカは第2歩兵師団と第7空軍などを中心とする約4万1000人の部隊を韓国に配備。
*在韓米軍の主体は、約3万人の陸軍兵力。
*第7空軍には、F-16(戦闘機)やA-10(攻撃機)が配備されている。

◎ 北の弾道ミサイルの種類と射程距離

*ICBM級 火星17 15000キロ以上
*ICBM級 火星15 14000キロ以上
*テポドン2派生型 10000キロ以上
*ICBM級 火星14 5500キロ以上
*IRBM級 火星12 5000キロ以上
*ムスダン 約2500~4000キロ
*ノドン 約1300~1500キロ
*スカッドER 約1000キロ

*ICBM=大陸間弾道ミサイル
*SRBMとは、低空を変則軌道で飛翔可能な短距離弾道ミサイルのこと

一番厄介なのは、北には「核」があること!

◎ 韓国のミサイル

*弾道ミサイル「玄武2」 射程300~800キロ
*地対地巡行ミサイル「玄武3」 射程500~1500キロ
*艦対艦・艦対地巡行ミサイル「海星」 射程1000~1500キロ
*さらに高性能な「玄武4」「玄武5」も開発中とされる(すでに、完成か?)

◎ 朝鮮半島有事と在日米軍と日本

万が一、朝鮮半島で有事が勃発すれば、韓国軍と在韓米軍は即座に反応するはずだ。
では、在日米軍は動くのか?

その前に、日本にとっても半島で武力衝突が起きれば、それは「日本自身の安全にとっても重大事である」というのが日本政府の立場である。
これは、1969年11月、沖縄返還合意の際に出された「佐藤・ニクソン共同声明」において確認されている。

さて、再度、半島有事の際に、在日米軍は動くのか、また、動けるのか?
⇒動くことはできるし、動くであろう。
⇒在日米軍は、日本の同意を持って(日本は必ず同意する)、戦闘作戦行動に出ることができる。
⇒在日米軍は、戦闘以外の行動目的でも、在日米軍基地を使用することができる。

このあたりは、例の「日米安全保障条約」が関係してくるところだ。

◎ おわりに

仮に、北が何らかの軍事行動を韓国に対して行い、両者が戦端を開いたとすると、

⇒「北朝鮮VS韓国軍+在韓米軍+在日米軍」という図式になりそうだ。

さらには、今回は触れないが、国連軍の存在もある。
ここでいう「国連軍」とは、米軍以外の国連軍参加国の軍隊である。

まあ、もちろん、北の支援のために支那やロシアも陰で動くではあろうが、、、、
軍事の専門家ではないので、この辺りで。