昭和のガキは怖いもの知らず。
(実は、内心はドキドキ、強がっているだけの場合も)
スズメバチだろうが青大将だろうがカメムシだろうが、、、
おっと、カメムシは勘弁して、、、臭すぎる!
とにかく、ハチでもヘビでも、何でも来い。
◎ 昭和のガキVSスズメバチ
スズメバチは強敵だ。
できることなら、事を構えたくない。
刺されたら、死に至ることもある。
しかし、カブトムシやクワガタムシが集まる樹液にオオスズメバチが姿を現すことも多い。
その場合には、なんとかするしかない。
以下に、実体験を挙げていく。
*体ひとつの場合
樹液を吸うスズメバチを刺激しないように、静かに、ゆっくりと指をカブトやクワガタに近づけてキャッチし、再度、獲物をつかんだ指をソォ~と、ソォ~と自分の方に引き寄せる。
これは、本当に怖い。
できたら、このパターンは避けたい。
*昆虫網持参の場合
樹液近くにいるスズメバチの上から網をかぶせ、そのまま逃さないように素早く、地面に網を降ろす。
網の上から、スズメバチ目がけて大きな石を落とす。
必要に応じて(=ハチが死ぬまで)石落としを繰り返す。
確実にスズメバチが息絶えたことを見極めて、網をはずして、上から再度、石を落として終了。
要は、その石がハチのお墓である。
さて、準備が必要だが、効果的な方法は「魔法瓶作戦」である。
山に入る際に、熱湯入り魔法瓶を持参する。
上の作戦と同様に、樹上のスズメバチに網をかぶせて、一気に地面まで降ろす。
網の中にいるハチに上から熱湯をかけて殺す。
これは、極めて確実にスズメバチをダウンさせる方法。
死骸の上に石を落として、ハチのお墓とする。
(重要)スズメバチの死骸に、絶対に素手で触れてはならない!
⇒死んだハチの針に攻撃力がある(=刺される)ことも多々あるため。
*樹上ではなく、空中を飛翔中のスズメバチと遭遇した場合
とにかく、刺激しないように、慌てず騒がず、体勢を低くしてゆっくりと距離をとる。
パニックになるのが、一番よろしくない。
静かに、冷静に、ヤツから離れること。
昆虫網持参ならば、イザというときは、空中で捕獲するこころづもりで、ハチの動きを追っておく。
*とにかく、スズメバチは難敵。
おかげさまで、オオスズメバチに刺されたことは一度もない。
ガキの頃、虫取りに山に入っていた時分は、毎年、ヤツを数匹を殺した。
顔の寸前まで迫ってきた、この獰猛なハチをなんとかかわして、網で捕獲したこともある。
常に、ヒヤヒヤものだった。
成人してから、知り合いの家にお邪魔していた時に、オオスズメバチが家の中に入ってきたことがあった。
玄関でも、開けっ放しにしていたのか、、、
その辺は、山からわりと近い新興住宅地だった。
虫にあまり慣れていない家主は、ややパニック気味で、あたふた。
スズメバチは、悠然と室内を飛びまわる。
通常、こういう場合は、窓を全開にして、部屋の電灯を消すと、外に出ていくものだ。
以上のようなことを知り合いに口頭で説明し、二人で窓を開けて、部屋中の明かりを消した。
ところが、そのスズメバチはなかなか部屋から外へ出ていこうとしない。
さて、困った。
どうしたものか。
ブログ主:「おい、昆虫網あるか、家の中に」
知り合い:「そんなもん、あるか!」
う~ん、どうしよう。
磯貝なら、軽くジャブを出して仕留めるだろうが、、、、
さあ、皆さんならどうしますか?
というわけで、次回に続く。
(って、あれ、ヘビが全然登場しなかったな~、ハハハ)
追記
今回の記事は、あくまで昭和のガキの体験に基づくものです。
スズメバチは大変危険な昆虫ですから、近寄らないのが一番ですよ。
令和のよいこの皆さん、昭和のガキの真似はしないでね。
刺されでもしたら、それこそ大ごとですから。