先日、宮崎県のSから連絡が入り、福岡県筑前町の「ゴジラ」を観に行くという。
このゴジラは藁で作られていて、高さ10メートル、重さは5・7トン。
なんでも、「藁で作った最も大きいフィクション上のキャラクター像」としてギネス世界記録を達成したとのこと。
興味のある方は、ネットで「筑前町ゴジラ」あたりで検索すると画像や解説等が多数出てくるので、お試しあれ。
このゴジラとSの顔が収まった画像は、友人たちのLINEにアップしている。
「じゃあ、博多か北九州あたりで、夕方から飲もうか」との話になった。
ところが、当日2月15日は「北九州マラソン」開催日の前日。
参加者が一万人を超える、このマラソン大会には、県内外からエントリーが入る。
そのため、北九州市内はもちろん、近隣地区のホテルは15日から16日にかけての宿泊予約でいっぱい。
博多のホテルさえ、シングルはどこも空室なし。
博多・小倉間は新幹線を使えばわずか15分で移動ができるため、毎年、この時期はかくのごとき状況となる。
そこで、Sと相談して大分で会おうと話がまとまった。
大分といえば、我が朋友にして心理学の大家である西川教授の本拠地。
かくして、2月15日は夕方より、三人で旧交を温めようという流れに。
こちらは、当日13時頃に大分入り。
駅ビル内をブラブラして、「アミュプラザ」内をうろうろ。
大分駅のアミュは規模が大きい。
なんか、迷子になりそう、、、
西川教授から、駅に隣接するビル内の「CITY SPA てんくう」を薦められていたので、入店することに。
19Fが受付で、20Fに浴場や岩盤浴・サウナ・水風呂等の施設と、21F(屋上)に露天風呂が設置された充実の空間である、って「てんくう」さんの回し者ではないが。
教授が太鼓判を押すだけあって、県庁所在地のど真ん中で温泉を満喫できるとは、まさに大分県は「温泉県」だ。
20F の内湯はもちろん天然温泉を使用しており、ガラス張りの室内から大分市内を見渡すことができる。
しかし、なんと言っても、屋上の露天風呂がイイ!
ここの露天風呂は天然温泉と高濃度炭酸泉の二つの湯を楽しめることが魅力だ。
また、ビル屋上の解放感がなんとも心地よい!
大分市内の街並みはおろか、別府湾まで目に飛び込んでくる。
てんくうの湯は地下700メートルから汲み上げている「大深度地熱温泉」だと説明がある。
この「大深度云々」は、古代の植物に由来する炭酸ガスを含んだ深層熱水で、とろみのある湯ざわりと美しい黄褐色が特徴。
では、温泉好きの常連さんもいることだし、さらに詳しい情報を下に記す。
◎「てんくう」」の天然温泉
*泉質⇒単純温泉
*pH⇒8・1(弱アルカリ性)
*泉温⇒36・7度
*温泉の適応症⇒神経痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、その他
天然の保湿成分といわれるメタケイ酸を豊富に含み、入浴後は肌がスベスベになる「美白の湯」である!
当然、女性に大人気。
◎「てんくう」の高濃度炭酸泉
炭酸ガスを1000ppm以上溶け込ませた高濃度の炭酸泉。
炭酸ガスの効果で血行を促進して、身体を心から温める。
設定温度が、38度とやや低めであるため、身体への負担が少なく、ゆっくりと入浴を楽しむことが可能。
炭酸ガスが皮膚から吸収されると、毛細血管が開き、血行の改善や血圧の低下に効果があるとのこと。
また、血行が改善されると、疼痛物質や老廃物が排除されるため、疲労回復、肩こり、腰痛の緩和にもつながる。
さらに、女性にとって嬉しいことに、美肌効果が期待できるとのことで、これは弱酸性水質によるアストリンゼント効果(=肌の引き締め)や新陳代謝の活性化によるものらしい。
というわけで、別に「てんくう」をヨイショするわけではないが、実際に入店してから約2時間ほど、内湯と屋上露天風呂を行ったり来たりしながら、街なかのオアシスを堪能させてもらった。
大分には、これまでも何度も来たことがあるし、別府や湯布院等で温泉入浴を味わった。
しかしながら、大分駅のすぐ隣のビルに豪華な温泉施設が存在するとは!
アクセスの点からすれば、満点であろう。
すっかり、「てんくう」さんのファンになった次第。
ちなみに、営業時間は11時から24時まで。
入浴のみの料金は、平日1800円で土日祝日が2000円。
今回の記事は、「てんくう」という具体名を出しために、なんだか宣伝臭が出てしまったようだが、、、
あくまで、当ブログは「てんくう」の関係者ではないことを再度、記しておく。
先述したように、大分県はつくづく「温泉県」だ。
西川教授がうらやましい。
大分を訪れたことのない常連の皆様方に言いたい、「大分よいとこ一度はおいで!」と。