世界中に衝撃を与えた、トランプ前米大統領の暗殺未遂事件。
翌、7月14日に米紙ニューヨーク・ポストから取材を受けたトランプ氏は、以下のように述べたという。
「私は死んでいるはずだった」
もちろん、この発言は元々の英字報道を日本語に翻訳したもの。
では、オリジナルのトランプ発言は何だったのか、について確認するのが今回の記事。
で、「I’m supposed to be dead」がその答え。
そう、あのよく使う「be supposed to 」のパターン。
*be suppsosed to 原形⇒「~するはずである」「~することになっている」などと訳されることが多い。
さて、今回はノーちゃん用に英語で、この表現の定義と例文を以下に挙げる。
be supposed to do / be something = to be expected or required to do / be something according to a rule, a custom, an arrangement, etc.
You’re supposed to buy a ticket, but not many people do.
You were supposed to be here an hour ago!
もうちょっと、、、
be supposed to do / be something = to be generally believed or expected to do / be something
I haven’t seen it myself, but it’s supposed to be a great movie.
というわけで、ここまではノーちゃん用に英語で定義と例文を提供した次第。
それにしても、トランプは強運だ。
別に、ブログ主はトランプについて、敬意を払ってもいないし、敵意を抱いてもいない。
要は、ファンでもなければアンチでもないということ。
一部の日本マスゴミのコメンテーターは、明らかに、トランプに対する反感や敵意から、いろいろ意見を述べているようだ。
まあ、勝手にすればいい。
では、せっかくだから、もう少しトランプの発言を紹介しよう。
以下も、ニューヨーク・ポストのインタビュー記事からの引用である。
「I was saved by luck or God」
簡単な英文なので、訳はつけない。
しかし、トランプがここで「God」という単語を使用しているのは、なんともウマい、というか効果的だ。
トランプが銃撃を受けながらも、命に別状がなかったことから、キリスト教右派・福音派の支持者たちは勢いづいているようだ。
トランプが「神から祝福された」候補だとの認識を強めた彼らは、選挙戦で前大統領を宗教的に崇拝する動きを加速させている。
共和党の代議員たちも、トランプが無事だったのは、神のおかげだと表明している。
テキサスの代議員であるレイ・マイヤーズ氏は「神秘的なことが起きている。トランプ氏はあらゆる経験をし、批判を受け、今回、自らの血さえ流した。それでもなお健在だ。神の関わりがあったとしか説明できない」と語ったという。
アメリカ人の気質として、銃撃後に、拳を突き上げて「Fight! Fight!」と叫びながら聴衆にアピールしたトランプを英雄視・神格化するのは、自然な流れのようだ。
良いとか悪いとかの問題ではなく、多くのアメリカ国民がトランプ氏に痺れてしまった。
(くどいようだが、当ブログは、トランプのファンでもアンチでもない)
世界一の富豪、イーロン・マスク氏も、トランプ暗殺未遂後にまもなく、トランプ支持を表明した。
すでに、「勝負あった。トランプの勝ちだ」の声も多く聞かれる。
さて、米大統領選挙の行く末は?
静かに、今後の推移を見守りたいと思う。