日本のツキノワグマもヒグマも人間をまったく恐れていない。
アフリカの野生動物とは大違い。
カナダの研究者たちの実験によると、シマウマも象もヒョウもイボイノシシもライオンよりも人間を怖がっているという。
正確に言うと、「録音したライオンの声」よりも「録音した人間の声」の方が動物には怖いようだ、とのこと。
この研究者の説に対しては、ブログ主は半分冗談で、「急に拡声器から大音量の人間の声が聞こえてきたら、動物が驚いて逃げるのは当たり前でしょ、ライオンの声は聞き覚えがあるから冷静に対処したんじゃないの」と書いた。
さらに、本当に人間の声を野生動物が恐れているのなら、ヒョウが沢山棲息する場所で、談笑しながら歩いて欲しいとも書いた。
いずれにしても素人の戯言なので、ご容赦のほどを。
さて、その後、カナダの研究者たちの実験や活動はどのように進んでいるのだろうか。
今、熊が多い地域で暮らす日本人は恐怖に震えている。
日本政府はこのカナダの研究者たちを日本へ招待し、資金援助して「ツキノワグマ・ヒグマ」対策に一役買ってもらうわけにはいかないのだろうか。
もし、アフリカの野生動物と同様に、日本の野生の熊が、「録音した人間の声」を聞いて一目散に逃げてくれたら、人の被害が減ることは間違いなし。
熊被害の多い地方自治体主導でもかまわないので、このカナダの団体とコラボしてみるのはどうだろうか。
もちろん、危険な熊は即座に駆除する体制を維持しながら並行して行う方がいいと考えられるが。
カナダの研究団体も、日本の熊を「人の声」で逃走させることができれば、自説を証明したことになるし、俗っぽい言い方をすると、箔が付く。
いろんな国の様々な地域で、猛獣や害獣に悩む人々を助けていけば、感謝されながら研究者たちの知名度も上がるし、当然、謝礼もでるだろうし、一石二鳥ではないだろうか。
ぜひ、前向きにご検討ください。
熊愛護派さんたちにも、一言。
このカナダの研究者たちが、もし日本に来たら、ぜひ面会して愛護派メンバーの声を録音用に提供して欲しい。
愛護派さんの声で「熊さ~ん、森に帰りなさい」とか「あなたたちは悪くないのよ、悪いのは人間よ~」とかがスピーカーから流れる。
そして、それを聞いた熊が恐怖に駆られて一目散に山に帰る、、、なんてことが現実に起きたら、人の被害は減るし、愛護派さんたちも満足ではなかろうか。
ぜひ、真摯に検討してほしい。
最後に、カナダの研究者さんたちにも、一言。
ツキノワグマはデカいのになると100キロに達するし、最大クラスは200キロ。
ヒグマに至っては、200キロ、300キロなど当たり前で、最大クラスは500キロ越え!
実験のために熊棲息地域でスピーカーを設置しようとしている時に、不意に出くわしてしまったら、、、
南無阿弥陀仏!